駅舎写真館
●JR北海道 根室本線
赤平駅
(あかびらえき)
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種 別
有人駅
所在地
北海道赤平市泉町1丁目1番地
開 業
大正2年11月10日
訪問日
平成20年10月25日
コメント
「上赤平(かみあかびら)駅」として開業、昭和になって「赤平駅」と改称されました。
駅舎は総工費18億円をかけて1999年10月にオープンしました。「赤平市交流センターみらい」という6階建ての立派な建物です。
札幌駅を除くJR北海道の駅舎としては最高層建築だと思います。6階は屋上広場として休憩に開放されていますが、寒々とした雰囲気です。ロビーにあるウォーターパールは北海道ではじめて設置されたものだといわれています。
旧赤平駅は取り壊しになりましたが、ホーム側から見ると、赤い壁と大きな石炭塊があり、街のイメージと駅舎のイメージがマッチした名駅舎でした。駅舎は新しくなったものの、駅構内は昔のままで、かつて石炭の貨車で賑わっていたであろう側線が8本完全に残っているのは見事です。昭和35年には大坂の梅田駅を抜いて貨物発送量が178万トンで全国1位になったというのも今では信じ難いですネ。この当時、赤平市の人口は約5万9千人であったそうです。
赤平はもともと農業地帯で、産炭地としての歴史は比較的新しいみたいです。周辺の炭鉱の主なものは、まず昭和13年開鉱の北炭赤間鉱で、この炭鉱は空知川の対岸にありましたが石炭・ズリは炭車で空知川を渡り、国道、線路の下をくぐって駅裏に運ばれました。ズリ山は777段ズリ山階段として観光スポットとなっています。選炭施設群や石炭を貨車に積み込むホッパーは近年まで残っていましたが、現在ほとんど取り壊されています。それから駅の南東1kmのところにある住友赤平鉱業所は同じく昭和13年の開鉱で、赤平駅から専用線が出ていました。こちらは長く残りましたが1994年に閉山しました。
「涙をふいて」や「すごい男の唄」で有名な三好鉄生さんの出身地です!
<改称> 昭和18年6月5日 「上赤平」→「赤平」
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駅舎は総工費18億円をかけて1999年10月にオープンしました。「赤平市交流センターみらい」という6階建ての立派な建物です。
札幌駅を除くJR北海道の駅舎としては最高層建築だと思います。6階は屋上広場として休憩に開放されていますが、寒々とした雰囲気です。ロビーにあるウォーターパールは北海道ではじめて設置されたものだといわれています。
旧赤平駅は取り壊しになりましたが、ホーム側から見ると、赤い壁と大きな石炭塊があり、街のイメージと駅舎のイメージがマッチした名駅舎でした。駅舎は新しくなったものの、駅構内は昔のままで、かつて石炭の貨車で賑わっていたであろう側線が8本完全に残っているのは見事です。昭和35年には大坂の梅田駅を抜いて貨物発送量が178万トンで全国1位になったというのも今では信じ難いですネ。この当時、赤平市の人口は約5万9千人であったそうです。
赤平はもともと農業地帯で、産炭地としての歴史は比較的新しいみたいです。周辺の炭鉱の主なものは、まず昭和13年開鉱の北炭赤間鉱で、この炭鉱は空知川の対岸にありましたが石炭・ズリは炭車で空知川を渡り、国道、線路の下をくぐって駅裏に運ばれました。ズリ山は777段ズリ山階段として観光スポットとなっています。選炭施設群や石炭を貨車に積み込むホッパーは近年まで残っていましたが、現在ほとんど取り壊されています。それから駅の南東1kmのところにある住友赤平鉱業所は同じく昭和13年の開鉱で、赤平駅から専用線が出ていました。こちらは長く残りましたが1994年に閉山しました。
「涙をふいて」や「すごい男の唄」で有名な三好鉄生さんの出身地です!
<改称> 昭和18年6月5日 「上赤平」→「赤平」