駅舎写真館
●JR九州 肥薩線
表木山駅
(ひょうきやまえき)
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種 別
無人駅
所在地
北海道霧島市隼人町嘉例川316
開 業
大正9年10月11日
訪問日
平成23年2月15日
コメント
この“表木山駅”は、肥薩線の終点となる隼人から2駅手前にあり、周囲は深い山に囲まれたひっそりとした場所にあります。
開業当時は海岸線ルートを辿る現在の鹿児島本線が開通しておらず、この肥薩線が“鹿児島本線”と呼ばれ、多くの人々や物資の移動手段としての大役を担っていました。この駅のある吉松-隼人間は明治36年には既に開通してはいましたが、輸送力増強により増加してゆく列車本数に対応するため、この深い山の中に列車交換を目的として開設されたものです。
駅の周囲には人家は数軒ほどしか無く、静かな山間はいつも静寂に包まれています。往年の長大列車を受け止めた長大なホームと有効長の長い待避線が往時を偲ばせてはいますが、現在では古い駅舎は既に撤去されてしまい、代わりにコンパクトな待合室が建っているだけで寂しさを感じさせます。
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開業当時は海岸線ルートを辿る現在の鹿児島本線が開通しておらず、この肥薩線が“鹿児島本線”と呼ばれ、多くの人々や物資の移動手段としての大役を担っていました。この駅のある吉松-隼人間は明治36年には既に開通してはいましたが、輸送力増強により増加してゆく列車本数に対応するため、この深い山の中に列車交換を目的として開設されたものです。
駅の周囲には人家は数軒ほどしか無く、静かな山間はいつも静寂に包まれています。往年の長大列車を受け止めた長大なホームと有効長の長い待避線が往時を偲ばせてはいますが、現在では古い駅舎は既に撤去されてしまい、代わりにコンパクトな待合室が建っているだけで寂しさを感じさせます。