駅舎写真館

標高744mで、山田線の最高地点であるのと同時に、東北地方では最高所に位置する鉄道駅でもあります。

今では、一部の快速列車すら通過してしまう区界駅ではありますが、峠の要衝だった昔日の面影は広々とした構内に所々見かけられます。蒸気機関車の時代は、長く険しい峠道をようやく登ってきて、この駅のホームで一息ついたのでしょう。駅舎の中はきれいに整備され、地域の人たちの手による生け花なども飾ってあり、人の温かさが感じられます。やはり、たとえ一人でも駅員さんがいる駅には、なにかしら温もりがあります。