駅舎写真館
●JR北海道 日高本線
豊郷駅
(とよさとえき)
#さよなら名駅
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種 別
無人駅
所在地
北海道沙流郡日高町字豊郷
開 業
大正13年9月6日
廃 止
令和3年4月1日
訪問日
平成20年10月12日
コメント
もとの駅名を「波恵(はえ)」と呼んでいました。
その昔、この地の一族は西の部族の一つ「ハユンクル」と呼ばれ、東の部族との戦いが、やがてシャクシャインの戦いに発展しました。シャクシャインの戦いは、1669年(寛文9年)6月に北海道日高支庁のシベチャリ(現新ひだか町静内地区)を拠点に、松前藩の不公正な貿易などに対して起きたアイヌ民族最大の戦いです。結局シャクシャインは約4ヶ月の戦いの後、松前藩の和睦に応じ10月23日ピポク(現新冠町)の松前藩陣営に出向きますが和睦の酒宴で謀殺されました。
この地区はこのように昔からアイヌ民族による漁猟権をめぐっての戦いが頻繁におこなわれていたとのことです。
<改称> 昭和19年4月1日 「波恵」→「豊郷」
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その昔、この地の一族は西の部族の一つ「ハユンクル」と呼ばれ、東の部族との戦いが、やがてシャクシャインの戦いに発展しました。シャクシャインの戦いは、1669年(寛文9年)6月に北海道日高支庁のシベチャリ(現新ひだか町静内地区)を拠点に、松前藩の不公正な貿易などに対して起きたアイヌ民族最大の戦いです。結局シャクシャインは約4ヶ月の戦いの後、松前藩の和睦に応じ10月23日ピポク(現新冠町)の松前藩陣営に出向きますが和睦の酒宴で謀殺されました。
この地区はこのように昔からアイヌ民族による漁猟権をめぐっての戦いが頻繁におこなわれていたとのことです。
<改称> 昭和19年4月1日 「波恵」→「豊郷」