駅舎写真館
●JR北海道 函館本線-砂原線
渡島沼尻駅
(おしまぬまじりえき)
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種 別
無人駅
所在地
北海道茅部郡森町砂原東4丁目
開 業
昭和20年6月1日
訪問日
平成17年7月24日
コメント
この駅は、昭和20年6月1日に信号場として開設されました。
当時の函館本線は現在のメインルートである駒ケ岳経由が一本だけでありましたが、急勾配のために長大編成の貨物列車の運行に支障が出てきてしまいました。そのため、緩勾配線として遠回りとなってしまう海沿いのルートが造られた経緯があります。ただ、ここは全くの新設路線ではなく、“渡島海岸鉄道”という私鉄が昭和3年9月まで、森からこの駅の隣にある渡島砂原まで結んでいました。その後、軍川(大沼)までを延長工事させ、その鉄道も国有化させることにより、昭和20年6月1日をもって全通したとのことです。そしてここは、JR化された以降の昭和62年4月1日に晴れて信号場から格上げされて駅として認知された訳ですが、周囲の人家は僅か3軒ほどしかありません。主要な道路からも遠く離れているのでこの駅を探すのにたいへん苦労しました。
函館本線-砂原線の駅舎一覧
池田園
流山温泉
銚子口
鹿部
渡島沼尻
渡島砂原
掛澗
尾白内
東森
当時の函館本線は現在のメインルートである駒ケ岳経由が一本だけでありましたが、急勾配のために長大編成の貨物列車の運行に支障が出てきてしまいました。そのため、緩勾配線として遠回りとなってしまう海沿いのルートが造られた経緯があります。ただ、ここは全くの新設路線ではなく、“渡島海岸鉄道”という私鉄が昭和3年9月まで、森からこの駅の隣にある渡島砂原まで結んでいました。その後、軍川(大沼)までを延長工事させ、その鉄道も国有化させることにより、昭和20年6月1日をもって全通したとのことです。そしてここは、JR化された以降の昭和62年4月1日に晴れて信号場から格上げされて駅として認知された訳ですが、周囲の人家は僅か3軒ほどしかありません。主要な道路からも遠く離れているのでこの駅を探すのにたいへん苦労しました。