トラベルメイク株式会社駅舎写真館

●JR東日本 五能線

艫作駅(へなしえき)

艫作
種 別 無人駅
所在地 青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝124
開 業 昭和11年7月30日
訪問日 平成24年5月2日

コメント

五能線最西端の駅です。
この駅名は絶対に読めないでしょう!難読駅でも超一級クラスです。
駅の上はいったい何?
頭?
髪の毛?
ボクシングのヘッドギア?
悩んだあげく、ホームから振り返って爆笑!船が駅舎に乗ってんの!(ユニークです)

その昔、朝鮮か渤海(ぼっかい)国の船が難破してこの辺りにたどり着きました。そこで船の艫(とも・へさき)を作り直して出航させたことから名付けられたという稚拙(ちせつ)な地名伝説は漢字の表記が成せる技です。

艫作(へなし)の地名由来は、艫(とも=船の後方部分)を作ったことからきているのではありません。
真実の地名由来のヒントは「作」を「なし」とよんでいる所にあります。付近には日本海に突き出た艫作崎があります。「へ・なし」とは単に「その辺(あたり)」という意味ですが、沖合の船から見るとこの半島が艫に似ているので艫成(へなし)崎と名付けたのです。いつの間にか艫を作るという話が先行して、艫作と表記したようです。

装飾および内装材には秋田杉を使用しています。
  • 艫作

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