駅舎写真館
●JR西日本 山陰本線
岩美駅
(いわみえき)
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種 別
無人駅
所在地
鳥取県岩美郡岩美町大字浦富字国次809
開 業
明治43年6月10日
訪問日
平成25年6月14日
コメント
山陰らしい赤瓦の木造駅舎です。
明治末期に山陰本線が西から延伸してきて、明治41年に鳥取駅まで開通しました。その後、海岸線を通って東を目指すルートが計画されましたが、岩井村では山陰道に沿って岩井温泉を通り、山中を抜けて但馬へ出るルートを陳情しました。岩井村の勧める山側ルートと、浦富村、浜坂や豊岡が推す海側ルートとの間で誘致合戦になりましたが、岩井付近の農民の反対や海側のほうが建築費用が安いこともあり、両案の間を取ることになったとのことです。この結果、浦富村と岩井村の中間地点、温泉地からは直線距離にして4kmほどのあたりに駅ができることになり、駅名をめぐっても岩井村と浦富村との間で争いになり、当時の桂太郎首相によって岩美駅という名称に定められた歴史があります。
今では高校の最寄駅でもあるため、朝夕は多くの利用客で賑わっているそうです。
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明治末期に山陰本線が西から延伸してきて、明治41年に鳥取駅まで開通しました。その後、海岸線を通って東を目指すルートが計画されましたが、岩井村では山陰道に沿って岩井温泉を通り、山中を抜けて但馬へ出るルートを陳情しました。岩井村の勧める山側ルートと、浦富村、浜坂や豊岡が推す海側ルートとの間で誘致合戦になりましたが、岩井付近の農民の反対や海側のほうが建築費用が安いこともあり、両案の間を取ることになったとのことです。この結果、浦富村と岩井村の中間地点、温泉地からは直線距離にして4kmほどのあたりに駅ができることになり、駅名をめぐっても岩井村と浦富村との間で争いになり、当時の桂太郎首相によって岩美駅という名称に定められた歴史があります。
今では高校の最寄駅でもあるため、朝夕は多くの利用客で賑わっているそうです。